[1934] 12月の演奏会(5)

  • 2019.12.14 Saturday
  • 23:10

❖ 楽しいピアノ変奏曲をアンコールに

・12月22日(日)午後2時開演

・原宿カーサ・モーツァルト

     (渋谷区神宮前1丁目/原宿教会通り)

 

・「クリスマスに寄せて」と題してのサロン・

 コンサートの案内を、かつての東京での楽友

 から頂きました。これまで東京での歌曲新作

 演奏会の時などにお世話になったことのある

 ピアニスト・片岡和子さんが、このたび初め

 てソロでのサロンコンサートを持たれる由、

 もっとも特別出演という形で、師匠格の本宮

 寛子さんに賛助出演を依頼されての演奏会と

 なるのですが、以前僕が彼女に差上げていた

 いかにもアットホームでお洒落なピアノ小品

 を、モーツァルト、シューベルト、シューマ

 ンなどの親しみやすい曲目に加えて、弾いて

 下さるとの事、この思いがけないニュースに、

 作曲者としてはただただ嬉しく、感謝です。

 

・もう58年も昔のこと、僕のバイト先だった

 京都のバレエ教室の発表会にために書いた(書かされた?)記憶があるピアノの変奏曲;

 

・「雪」の主題による変奏曲 (1961)

 

・誰でも知っている文部省唱歌(雪やこんこ、あられやこんこ‥‥‥)16小節のメロディを

 もとに、序→主題→第1変奏から第10変奏→最後の第11変奏(コーダを兼ねる)なる構成

 の、演奏約7分の変奏曲。単純明快ですが、単に2拍子の旋律を3拍子に移し替えてワルツ

 めかしたただけと言ったような、手抜きで、だらしない音符は一箇所もありません。シュー

 マン好みの音型や初期のドビュシーをかすめてゆく音響はありますが、基本的には、メロデ

 ィーの最初、ソーラーソーラーソーミ の、ソーラーソという最初3つの音型を、この曲の

 動機(モチーフ)として、いわばハイドン風に愉しんでいるのが、この曲の取り柄でしょうか。

 お客様を愉しませると同時に、演奏者も愉しんで、雪の止んだ朝を迎えてください。ご成功を

 祈ります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

[1933] 12月の演奏会(4)

  • 2019.12.11 Wednesday
  • 21:28

❖ ユニークなトリオでの第2回コンサート ・この演奏会は終了しました 事後報告です

・12月9日(月)午後6時45分開演

・ミレニアムホール(大阪音楽大学P号館)

                                (阪急宝塚線庄内駅) 

 

・たまたまWEB上で見つけ、僕の作品が演奏

 曲目の中に記されていたので、予定がなか

 ったのを幸いに、忍びで拝聴に伺いました。

 

・ユーフォニアムの服部氏は大阪音大卒、現在

 洗足音大大学院でピアノを専攻している異色

 の音楽人、もう一人のユーフォニアムとピアノ

 奏者は、ともに現在大阪音大の在学生、この

 トリオを結成して今回が2回目の演奏会、と

 いう、今後が期待される若い皆さんです。

 

・6つのステージとアンコール、いずれも、邦人

 の作曲または編曲による作品というプログラム、

 こういう楽器の組み合わせによる作品が、豊富

 に有るのか無いのか直ちには判りませんが、僕

 の小品は、冒頭のステージで演奏されました。

 

・2本のユーフォニアムとピアノのための 「海に開く窓」

  The Window Opens toward the Ocean, for Two Euphoniums and Piano (2000)

 

・この曲の譜面が「里山の時」や「青のバラード」「東の貢ぎ物」などと共に、アメリカで出版

 されている事もあって、海外ことにアメリカでは、かなり方々で公演されたり、コンクールの

 課題曲になったりしているのですが、この晩の演奏も、印象派ふうのピアノの響きを、ピアノ

 の南部さんが的確に把握していたので、その上に流れてくる2本のユーフォニアムの対位法的

 なメロディのもつれが、とても美しく、安心して聴くことができました。終演後に3名の諸君

 に謝意を告げ、キャンパス内のミレニアムホールを後にしましたが、大阪音大も、10年ぶりに

 (あるいはそれ以上か)訪れていなかったので、キャンパスの充実が実感できました。これから

 も更に研鑽を積まれ、ユニークな活動を続けていってほしいと思っています。

[1932] 明春1月の演奏会(2)

  • 2019.12.08 Sunday
  • 10:25

❖  国際交流のステージでの東京初演

・2020年1月19日(日)午後3時開演

・東京タワー展望台Club333 特設ステージ

            (港区芝公園内)

 

・文化発信促進委員会(SCPC)主催による4度

 目の東京タワー文化フェスティバルが、令和

 2年の新春早々、気分も新たに開幕します。

 総合プロデユーサーを務める橘 治霞さんとの

 ご縁で、僕もこの企画の当初から作品参加を

 させて頂いています。

 

第1回第2回(共に2017)、第3回(2018)

 そして今回にいたる訳ですが、今回の出品曲は

 数日前に大阪での再演(改定初演)を終えたば

 かりの次の曲を、いわば東京初演の形で、東京

 在住のお二人の奏者に演奏していただきます。

 

・尺八と箏のための組曲「ふるさと遠く」(2018)

 

・箏は、これまで僕の作品を首都圏で演奏する時、

 必ず担当して頂いていた重成礼子さん(関西出身で、僕の親友・吉岡綋子さんの愛弟子)に

 今回もお願いし、彼女の演奏仲間の大河内淳矢氏が尺八を受け持たれます。本番の当日には

 僕は上京できないのすが、それに先立つ10日にリハーサルに立ち会う予定で、フレッシュな

 響きが聴けることを、とても期待しています。

  

 

[1931] 明春1月の演奏会(1)

  • 2019.12.06 Friday
  • 05:43

❖ 雪の十勝の地での ニューイヤーコン

・2020年1月12日(日) 午後2時30分開演

・とかちプラザ/レインボーホール

            (JR 帯広駅南口前)

 

・帯広市在住のマリンバ奏者・野田美佳さ

 んとは、もう15年以上に及ぶ長いお付き

 合いの楽友で、僕のマリンバ曲の大半を

 これまでの公演で採り上げて頂いていま

 す。最近は(僕がマリンバ曲を書く機会

 がなく)やや連絡が途絶えていましたが、

 令和2年の新春早々に、帯広駅前の文化

 ホールでピアノの波塚三恵子さんと共に

 演奏会を持たれます。今回も僕の旧作が

 再演の予定で、

 

                ・マリンバとピアノのための「わらべうた春秋」(1985)

 

・この曲の中に取り込まれている「六段の調」や「数え唄」などが、お正月気分を盛り上げて

 くれる箏でしょう。僕の作品の中ではかなりリピート率の高い曲で、今年2019年の1月にも

 東京で再演されていますが、明春十勝の地でも、お二人によるご盛会ご成功を祈っています。


 

[1930] 12月の演奏会(3)

  • 2019.11.28 Thursday
  • 00:18

❖ 初版の不備を補って、会心の改訂再演  ・この演奏会は終了しました

・12月7日(土)午後1時30分開演

・朝日生命ホール(大阪キタ 高麗橋)

 

・トピック[1928] の豊中市合唱祭と同様に、僕

 にとっては恒例の年中行事となった関西邦楽作

 曲家協会の作品発表会、昨年は節目の第40回公

 演とあって、僕も久々に歌入り邦楽合奏作品

 提供させて頂きましたが、今年は再び初心に戻

 り、尺八と箏のシンプルな二重奏で見参します。

 

・組曲「ふるさと遠く」(2018)

    1/峠の別れ 2/望郷の無言歌 3/絆あらたに

 

・尺八演奏家・小林鈴純氏の委嘱のもと、昨年の

 夏に作曲し、今年2月に氏の郷里である兵庫県

 加東市で初演を終えた作品ですが、その頃から

 作品の出来栄えに関してやや不満を感ずる部分

 が何カ所かある事に気づいていました。今回の

 再演の機会に、これらの点、とりわけ冒頭の箏

 によるイントロ部分と、3楽章後半の盛上りの

 箇所に何小節かの追加を加え、ひとまず決定稿とする事にしました。

 

・今回の改訂版の初演を確認したあとで、当初から意図していた事ですが、この作品をマザー

 アース社から出版の予定でいます。来年早々には出版のご案内ができる見通しです。初演時

 と同じ小林鈴純・折本大人樹の両氏による改訂再演の成果を期待しています。

 

・前日あたりから寒気が南下してきて、本番当日もすっきりしないナーバスな空模様でしたが、

 近年はリピータの皆さまも多いようで、今回も多くの聴衆の方々のお陰で盛会裡に終幕しま

 した。気になっていた部分的改訂を完了しての「ふるさと遠く」、イメージした通りの構成

 に仕上がり、作曲者としては、以って暝すべしの心境です。小林・折本お二人の楽友に、心

 からの謝意を伝え、また将来機会があったら再演を願っています。ちなみに、年が明ければ、

 トピック[1932]でご案内のように、大河内・重成コンビによる東京公演が待っています。

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