[2015] 11月の演奏会(1)

  • 2020.10.23 Friday
  • 02:50

❖ 延期公演となった30年記念リサイタル

・11月21日(金)午後6時30分開演

・エルおおさか・プチエル(京阪天満橋)

 

・公務員としての肩書きを持ちつつ、これまで

 着実に演奏活動を続け、受賞の実績も積み上

 げ、2年前の2018年の秋には、満を持しての

 最初のリサイタルを成功された小野康行氏は、

 彼がまだ”駆け出し”だった頃からの親しい年

 少の楽友です。これまでに僕のユーフォニア

 ム作品はすべて演奏してもらっていて、頼も

 しいアドバイザーでもあります。

 

・彼にとって今年は演奏活動30年の節目とかで、

 すでに6月に会場が押さえてあったのですが、

 コロナ制約のために延期を余儀なくされ、それ

 でも何とか年内に、という事で、今回の公演が

 開催される運びとなりました。

 

・嬉しい事に、ぼくの作品も2曲ばかり採り上げ

 られています。

   (1) ユーフォニアムとピアノのため幻想曲「うるわしきもの流れゆくなり」(1990)

         (2) 2本のユーフォニアムとピアノのための「海に開く窓」(2000)

 

・僕のユーフォニアムのための作品の中では、どちらも上演頻度の高い定番曲ですが、孤独な

 愛憐の悲しみに満ちた、八木重吉の詩篇にインスパイアされた(1)に対し、印象派の風景画

 を思わせるような(2)の小品、その対比的な音楽の仕上がりが、当日の聴き処、と言えるで

 しょう。‥‥‥当夜のご成功を祈っています。

[2014] 10月の演奏会(3)

  • 2020.09.27 Sunday
  • 05:32

❖ コロナ制約の中での定期演奏会     ・この演奏会は終了しました

・10月17日(土)午後6時30分開演

・尼崎ピッコロシアター小ホール

            (JR宝塚線 塚口駅)

 

・このコンサートは当初、5月23日の予定でし

 たが、やはりコロナ病災の余波で延期のの止む

 なきに至り、会場も変更となって、このような

 秋の公演となりました。ご苦労だった事と思い

 ます。

 

・主宰者である水藻俊明氏が指揮をされる、この

 フルート合奏団には、東山天平という秀でた編

 曲のエクスパートがおられ、またこの団から育

 ってきた作曲の若手・萩原友輔氏が新曲を提供

 されるなど、内部に活気が溢れている演奏団と

 いう印象を、僕は抱いているのですが、僕の曲

 も、これまで幾度も採り上げて頂き団の皆様

 のご厚意に謝しています。

 

 

・今回は次の2つのフルート・オーケストラ曲目が、演奏される予定です。

  (1) 「風の忘れもの」(1994)‥‥‥初演以来、全国各地のフルート合奏団で採り上げて

     頂いています。自分が書いた最初のフルート合奏用の作品で、思い出多い曲です。   

  (2) 「海が見える山路」(2007)‥‥‥鎌倉新フルート合奏団からの委嘱作で、源実朝の

     名歌「箱根路をわが越え来れば、伊豆の海や沖の小島に波の寄る見ゆ」を基にした

     透明な作品です。MIZUMOフルートアンサンブルでは、すでに2012年5月の第58

     回演奏会で採り上げて頂いています。

 

・入場無料ですが、ご多分に洩れず、ここでもマスク着用その他のコロナ規制がかかっています。

 僕も留意してお伺いしますが、三密を避けご盛会はむしろ期待せずに?ご成功を祈っています。

 

・コロナ対策のために入場者は30名弱でしたが、もともとコンパクトな小ホールなので、十分に

 充足感のある素敵なコンサートでした。今回ひさびさに採り上げていただいた「海が見える山

 路」は音楽の構成にまだ不徹底な部分があって、せっかくの緻密な演奏が活かしきれていず、

 作曲者として申し訳ない気持ちです。遠からず、この作品も更に推敲を重ねて、簡潔で透明な

 改訂バージョンとして、皆様に聴いていただこうと考えています。一方の「風の忘れもの」は、

 さすがに数回の再演を経て演奏者の心に同化し、ことに、低音系の音がしっかり聞こえ、生き

 生きとした情感が伝わってきました。欲を言えば、この曲の中で、ほんのチョイ役で出てくる

 トライアングル、できればもう少し高音の澄んだ音色のものを選んでくださると、より効果的

 だったかと思います。久しぶりに萩原氏の作品も聴かせて頂きましたが、若い世代の嗜好を反

 映するフレッシュ感が印象に残りました。いよいよ、来年の4月には、前トピック [2013] で

   紹介した新作「風が運ぶ新緑の色」が初演される運びで、期待しています。


 

[2011] 10月の演奏会(2)

  • 2020.09.26 Saturday
  • 06:05

❖ 夢・あなたと〜活動50周年の記念に

・10月25日(日)午後2時開演

・DMG MORI やまと郡山城ホール・大ホール

                        (大和郡山城趾東側)

 

・35年来の旧き良き楽友・松本真理子さんが、

 プロ活動50周年の節目を迎えられます。今年

 が何らかの節目にあたり、その記念イベント

 を予定されている方は多いと思うのですが、

 彼女の場合も、思いがけぬコロナ病災発生の

 ために、企画の段階からご苦労が多かった事

 でしょう。その意味でも、今回の快挙は誠に

 お目出とうございます。

 

・恒例となっている毎年のバレンタイデイ・コン

 サートでは、昨年今年も、欠かさず僕の作品

 を採り上げて再演していただいていますが、今

 回の記念演奏会でも、付き合ってから2年目に

 作曲した、今では多くの方にお馴染みの曲

 「わらべうた春秋」(1985) が、幕開けに再演

 されるようで、とても感謝しています。[追記:

   つい先ごろ、この曲は和歌山市での演奏会でも]

 

・多彩な演奏仲間との共演、そこに実兄・松本梅頌氏の年季の入った民謡三味線も参加されて、

 まさにファミリーコンサートとしての充実したひと時が実現することでしょう。僕自身は先

 約の予定が入っていて、残念ながら今回も出席できないのですが、このような困難なコロナ

 状況の中での、輝かしいご成功を心から祈っています。


 

[2010] 10月の演奏会(1)

  • 2020.09.26 Saturday
  • 05:04

❖ 勉強会をかねてのミニ公演       ・この演奏会は終了しました

・10月15日(木)午後3時開演

・東大阪市文化創造館小ホール (近鉄・八戸の里)

 

・前トピックでお伝えしたように、我々の演奏

 会も今年は公演中止を決定しましたが、演奏

 に携わる人、ことに歌手にとっては、1日でも

 歌わずにいると、声が’錆びついて’しまいます。

 そんな訳で、会員の中で別のグループにも所属

 している5名の皆さんが、自分たちの勉強会を

 かねてのミニコンサートを開催することになり

 ました。イマドキの演奏会なので、会場内では

 マスク着用だとか、客席は間隔をとってだとか

 お客にも制約を要請する公演ですが、5名での

 演奏会なので、各自の持ち時間がタップリある

 のは、歌い手にとっては嬉しい事でしょうね。

 大いに成果を挙げてほしいものです。

 

・2名の歌い手の方がそれぞれ1曲、僕の作品を

 歌って下さいます。

 

 (1)「ゆうなみ」(詩・小川淳子)(1991)    sop/ 西田利香 

   (2)「言葉は鳥」(詩・笠原三恵子)(1998)  sop/秋山 緑

 

・どちらも「千秋次郎歌曲集2」に所収、しかも、ともに流れるような9拍子で書かれた爽や

 かな歌曲ですが、陰影の表情はそれぞれ異なり、比較して聴いてみるのも面白いでしょう。

 僕も会場にマスク着用で伺って、あのころ病的に好きだった9拍子の音楽を楽しんでみます。

 

・人数制限のかかった withコロナ・リサイタル でしたが、ホールの雰囲気や響きも良く、ゆっ

 たりした気分で、最後まで聴いていました。ピアニストは1日怠けると五指の技能が落ちると

 言われますが、歌い手にとっても自分の喉は、何よりも日頃の「手入れ」が肝要なもの。たと

 え聴衆ゼロであっても、こういう実地の「声出し」は欠かせないものだと実感します。大きな

 ブランクを克服され、皆さんが誠実な歌唱を披露されました。僕の今回の2曲も、いくらか、

 まだ生硬さがありましたが、2曲とも今回がそれぞれの演奏者にとっては初演だったし、僕が

 まったく練習に立会う機会がなかったせいもあるので、いつかまた再演の機会には、僕からも

 アドバイスを差しあげたいと思ってます。ともあれ、無事なるご成功お目出とうございました。

[2009] 6月の演奏会 (0)

  • 2020.09.26 Saturday
  • 03:16

❖ 幻に終わった第5回定演

・6月28日(日)午後2時開演

・京都府民ホール・アルティ

         (御所西側、烏丸一条下ル)

 

・前トピック[2008]を3月にアップしてから、す

 でに半歳、6ヶ月が経ってしまいました。今の

 我々が経験した事のなかった地球的な規模での

 新型コロナ病災、国民それぞれに、それぞれの

 「6ヶ月間の物語」がある事と思います。そし

 て物語は今なお続いていて、インフルエンザ流

 行の冬季に重なろうとしています。

 

・我々がこの6月に予定し、チラシまで準備して

 いた京都での第5回定期演奏会も、最終的には

 中止のやむなきに至りました。大勢の新入会員

 を仲間に迎え、デビュー舞台を用意していたの

 ですが、それも幻に終わり、とても残念な結果

 となりました。ただ、その決断によって、我々

 のところからは一人の感染者も出ず、メンバー

 全員が元気で頑張っています。

 

・今年いっぱいは公演活動を休止し、心機一転、来年5月18日(日)に、大阪・フェニックス

 ホールで第6回定演を開催する事がすでに決定されています。いずれまたご案内の予定ですが

 今後とも、日本歌曲・関西波の会の活動に、力強い励ましのご声援をお願い申しあげます。

 

・実現が叶いませんでしたが、この第5回公演で予定していた僕の作品は、次の2曲でした。

  (1)「揺れる日」(詩・貞松瑩子)(2011)  

      (2)「踏み絵」(詩・狩野敏也)(2013)

   2曲とも「千秋次郎歌曲集1」(全音社2016)に所収の、僕の作品としては'重たい'傾向の曲

 ですが、それぞれ、中谷淑子さん、前田よし子さん、という信頼できる演奏者を得て、歌って

 頂く予定でした。将来また機会をみつけ、再演していただこうと思っています。 

[2008] 4月の演奏会(2)

  • 2020.03.10 Tuesday
  • 04:06

❖ あれから4年、満を持しての第11回定演  ・残念ながら、この演奏会は延期となりました

・4月26日(日)午後2時開演

・秋篠音楽堂(近鉄大和西大寺駅北口)

 

・4年前になりますが、WEB上で僕は初めて

 古都奈良が本拠地の合奏団、まほろばフルー

 ト・オーケストラの存在を知り、10回目の定

 演に「お忍び」で伺ったのですが、そのとき

 演目に加えられていたのが、僕の旧作の合奏曲

  「風の忘れもの」(1994)でした。終演後に楽屋

   へ挨拶に行き、その折に、別のフルート合奏曲

   の手書きの譜面を記念に差し上げて帰宅、それ

 以来この晩のことを僕はすっかり忘れていまし

 た。‥‥‥4年間が過ぎ、つい最近になって、

 思いがけず、合奏団から第11回定演の招待状が

 届き、その演目の中に、すっかり忘れていた

 この作品が加えられている事を知りました。

 

・フルートオーケストラのための

                         「追憶の季節」(2014)

 

・未出版ですが、初演以来すでに大阪東京名古屋などで再演されている愛奏的な小品‥‥‥

 懐かしい思い出・悲しい思い出、心の中を行き交う過ぎし日の情感を、簡潔にA・B・A の

   3部構成でまとめてみました。Aの主部は2つの主題を持ち、中間部のBにも別の主題が現れ

 るので、この作品は3つの主題から構成されているわけですが、それぞれ異なった表情を持つ

 3つの主題には共通して特定のモチーフ(原動機)が内包されていて、全体を緊密にまとめて

 います。全体の核となる、そのモチーフは、譜面で書けば実に単純なのですが、言葉で書けば、

 ある音から完全4度高い音へ跳躍し、そこで再度その音を繰り返す、たとえばミララー、とか

 レソソーのような音の連なりが、この曲のいわば「細胞」として、生き続けます。また、ポリ

 フォニックな主部Aに対して、中間部Bは素朴なホモフォニック様式で書かれているのも、特徴

   の一つかも知れません。

 

・音楽に詳しい人のために、解説が長々となりましたが、この第11回定演の本命は、僕の曲などで

 はなく、今回のために作曲された、著名な酒井格氏の委嘱作品「こひすみつやま」の初演です。

 僕自身も、その新作を聴かせてもらうのが愉しみで、氏の作品から大いに学び、啓発を受けたい

 と期待しています。それと、第2部を飾るベートーヴェン交響曲第7番のフルートオーケスト

   ラ・バージョン(確か前回はメンデルスゾーン第4番イタリアでしたね)‥‥‥4年間もの時間を

   かけられ、満を持しての今回の公演、ご成功を心から祈っています。

 

・去る3月30日の日付で主催者側からのご連絡があり、今般の新型コロナウイルスの病災のため、

 会場が使えず、やむなく公演を延期し、今秋10月31日に、同じ会場・同じ内容で、改めて開催

 される旨のご案内をいただきました。4月下旬だったら何とか可能かな、と内心期待していたの

 ですが、その後の予想外の感染拡大というパンデミックな成り行きでは、やはり4月はハードル

 が高すぎたようですね。今回はほんとに、止むを得ないご決定だったと思います。再度、満を持

 しての秋の公演に、さらなる期待をかけたいと思っています。いずれまた、近づいたら、チラシ

 とともにご案内させて頂く予定です。ご支援どうかよろしく!

 

 

 

 

[2007] 4月の演奏会(1)

  • 2020.03.09 Monday
  • 05:08

❖ 着実な演奏活動、7度目の成果を!   ・残念ながら、この演奏会は延期となりました

・4月12日(日)午後2時開演

・光が丘美術館 2F (大江戸線光が丘駅)

 

・楽友・吉岡綋子さんの門下生で、現在は東京で

 家庭を持ち、箏演奏者として活動を続けている

 重成(しげなり)礼子さんは、僕にとっても、

 首都圏での得難い秀れた演奏家、幾つもの作品

 の東京初演でお世話になっています。

 

・「7度目の小航海」とみずから称する今回のリ

 サイタル、これまでの実績をふまえて、さらに

 未知なる「箏の景勝地」へと、重成船長が聴衆

 の皆さまをご案内する事でしょう。

 

・今年は尺八の若手・大河内淳矢氏をゲストに迎

 えての(大学での彼女の後輩なのだとか)、爽

 やかなアンサンブルも予定されていて、有難い

 ことに、今年1月に東京タワーで演奏された

 

・尺八と箏のための組曲「ふるさと遠く」(2018)

 

 が、その時と同じ演奏者によって再演される予定です。また、この演奏会に合わせて、1F

 ロビーでは、野村拓也氏の篆刻作品が展示されています。あとで彼女に聞いたら、野村拓也氏

 は「わたしの夫です‥‥‥」との答え、うっかりしていて失礼!‥‥‥篆刻の展示会とは、どの

 ようなものなのか、こちらにも興味がそそられます。

 

・ただ残念なことに、僕は本番の会場へ伺えないのですが、ご盛会・ご成功の報せを心から期待

 しています。そしてただ、このところ猛威が収まりそうにない地球的病災が、一刻も早く鎮まる

 のを、せつに祈るばかりです。

 

・日本での感染の広がりが少し落ち着いたようだったので、4月なら大丈夫だろうと楽観していた

 のですが(陳腐で常套的な言いまわしなら「‥‥‥と思いきや」の構文が可能です)、昨日にな

 って彼女の方から「‥‥‥本当に残念なのですが、都の自粛要請が延び、ますます規制がかかり

 そうなので、今回はライブを延期することにしました。。。来年の6月で調整しています。‥‥」

 というメールが届きました。‥‥‥作曲者としても落胆ですが、パンデミックな現況からは、まさ

 に「止むを・得ない」適切なご判断だろうと思います。地球規模の沈静化に希望を託しつつ‥‥‥

[2005] 2月の演奏会(1)

  • 2020.03.07 Saturday
  • 09:42

❖ 恒例、マリコのヴァレンタイン公演'20  ・この演奏会は終了しました  事後報告です

・2月16日(日) 午後2時開演

・やまと郡山城ホール・小ホール

             (大和郡山城趾東側)

 

・永年の楽友・松本真理子さんは、毎年のヴァレ

 ンタイン・デイにホームグラウンド大和郡山で、

 手作り「マリコ・クッキー」がお土産について

 くる演奏会を開催しておられますが、このお人

   も「手も動かはりますが、口もよう動かはる」

   タイプで、今年も伺うのを愉しみにしていたの

 ですが、僕自身が数日前から体調を崩し、止む

 なく、大事をとって自宅静養してしまい、彼女

 には申し訳ない事をしました。

 

・後日、彼女からご挨拶いただき、当日のプログ

 ラムに添えて、名物のクッキーまで頂戴しまし

 た。感謝です!今年も無事、ご盛会だった雰囲

 気を感じとる事ができました。

 

昨年に引き続き、有難いことに今年も、演目に

 僕の旧作を1曲加えていただきました。

 

・マリンバとピアノのための「民謡紀行にしひがし」{1998)

 

・この曲は昨年6月にも、つくば市在住の明瀬由武氏のマリンバで再演されていますが、もと

 もとは真理子さんのために、僕が22年前に書いて提供したものです。奥州会津→摂津なにわ

 →肥後熊本、と3つの城下町を北から南へ旅する人の哀歓を、会場の皆様に味わって頂けた

 事と思っています。真理子先生、有難うございました。来年はぜひ伺いますね!

 


 

[2004] 3月の演奏会(1)

  • 2020.02.11 Tuesday
  • 03:13

❖ 異色ユニット「すばる」、この春もまた   ・病災予防のため、演奏会が中止となりました

・3月7日(土)午後2時開演

・京都市生涯学習総合センター(京都アスニー)

         (中京・丸太町七本松西入ル)

 

・毎年3月頃に定期的に開催されている音楽ユニッ

 ト「スバル」の公演が、昨年に引き続き、多彩な

 プログラムを揃えてこの春も開催の予定です。オ

 ーボエ/ファゴット/箏 という中核となる3人に

 加え、今回はピアノとソプラノの奏者が参加され、

 充実したプログラムを組んでおられます。

 

・そして僕の旧作を今回も採り上げていただき、次

 の2作品が予定されています。

 

 (1)「旅はるか 空いろの夢」(2017)

   (2)「 風の花びら」(歌詞・村田寿子)(2010)

 

・(1) は、2018年公演において初演された作品で、

 オーボエと箏の二重奏曲ですが、今回はこれを

 ファゴットと箏の二重奏で試みます。ファゴット

 特有のユニークな音色が、箏とどのように響きあうのか、とても楽しみです。また、(2)の曲は

 ソプラノの歌唱を箏で伴奏する譜(これが原バージョン)と、ピアノ伴奏による譜(出版バージ

 ョン)があるのですが、今回は原バージョンにオーボエのオブリガートを付け加えた2011年の

 三重奏バージョンで演奏する予定です。僕自身、9年前に行われたはずのトリオ演奏の事が記憶

 から消えてしまっているので、今度の再演を心待ちにしています。

 

・とても残念でしたが、新型コロナの蔓延予防のため、中止の旨、主催者サイドからの連絡が届き

 ました。非常事態なので、止むを得ない決断だと思います。いずれまた満を持しての再演を期待

 しています。

[1934] 12月の演奏会(5)

  • 2019.12.14 Saturday
  • 23:10

❖ 楽しいピアノ変奏曲をアンコールに        ・この演奏会は終了しました

・12月22日(日)午後2時開演

・原宿カーサ・モーツァルト

     (渋谷区神宮前1丁目/原宿教会通り)

 

・「クリスマスに寄せて」と題してのサロン・

 コンサートの案内を、かつての東京での楽友

 から頂きました。これまで東京での歌曲新作

 演奏会の時などにお世話になったことのある

 ピアニスト・片岡和子さんが、このたび初め

 てソロでのサロンコンサートを持たれる由、

 もっとも特別出演という形で、師匠格の本宮

 寛子さんに賛助出演を依頼されての演奏会と

 なるのですが、以前僕が彼女に差上げていた

 いかにもアットホームでお洒落なピアノ小品

 を、モーツァルト、シューベルト、シューマ

 ンなどの親しみやすい曲目に加えて、弾いて

 下さるとの事、この思いがけないニュースに、

 作曲者としてはただただ嬉しく、感謝です。

 

・もう58年も昔のこと、僕のバイト先だった

 京都のバレエ教室の発表会にために書いた(書かされた?)記憶があるピアノの変奏曲;

 

・「雪」の主題による変奏曲 (1961)

 

・誰でも知っている文部省唱歌(雪やこんこ、あられやこんこ‥‥‥)16小節のメロディを

 もとに、序→主題→第1変奏から第10変奏→最後の第11変奏(コーダを兼ねる)なる構成

 の、演奏約7分の変奏曲。単純明快ですが、単に2拍子の旋律を3拍子に移し替えてワルツ

 めかしたただけと言ったような、手抜きで、だらしない音符は一箇所もありません。シュー

 マン好みの音型や初期のドビュシーをかすめてゆく音響はありますが、基本的には、メロデ

 ィーの最初、ソーラーソーラーソーミ の、ソーラーソという最初3つの音型を、この曲の

 動機(モチーフ)として、いわばハイドン風に愉しんでいるのが、この曲の取り柄でしょうか。

 お客様を愉しませると同時に、演奏者も愉しんで、雪の止んだ朝を迎えてください。ご成功を

 祈ります!

 

・演奏会には行けませんでしたが、後日ほどなく片岡さんからのメールで、無事にサロン盛会の

 中で終了したとの事、僕の曲はとても好評だったので、来月新年に予定されている別のステー

 ジでも再演させてほしい、との嬉しい報せでした。58年も昔の拙い「若書き」を愛好してくだ

 さる方が、現在もゼロではない事を知り、音楽を続けてきて良かったな、と感慨ひとしおです。

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