[1712] 6月の演奏会 (3)

  • 2017.05.07 Sunday
  • 05:24

❖ 今年も6月の松本市ハーモニーホールで   ・この演奏会は終了しました

・6月9日(金)午後7時開演

・ザ・ハーモニーホール(小)(松本市島内)

 

・松本市在住の25絃箏の奏者・田中静子さんは

 地元の音響の良い小ホールを拠点として、毎

 年6月に意欲的なジョイントコンサートを、

 異なる演奏者を共演者とともに開催されてい

 ます。そして嬉しいことに毎年、僕の作品を

 1曲、演奏曲目に取り上げて下さっています。

 例えば昨年の演奏会では、彼女の委嘱により

 若山牧水の名歌を25絃箏による弾き歌いの形

 で初演していただきました。そして今年のジョ

 イントリサイタルでは、昨年暮に大阪で改訂初

 演した三重奏曲を再演して下さいます。

 

・三絃・二十五絃・十七絃のための

   「辻が花三章」(2015)

         1.里山桜 2.磯路葛 3.紅菊白菊

 

・この作品の中身については、昨年の大阪公演

記事をご覧ください。今回の松本は再演になりますが、全演奏者がまったく別人となるので、

また異なった解釈のもと、異なった音楽の世界が広がることだろうと大いに期待しています。

17絃を弾かれる佐藤由香里さんは、すでに一昨年の演奏会の折にもお世話になっていて、素晴

らしいアンサンブルを聴かせていただきました。今回三絃で客演される有賀喜栄さんは、僕に

とっては初対面ですが、主催の田中さんは東京での旧知とのことで、とても心服しておられます。

6月の本番に先立って、今月15日には、松本の田中さん邸でのリハーサルには、僕も大阪から

特急「しなの」でリハーサル時間に伺う予定でいるのですが、今からそれを楽しみにしています。
 

・いつも6月の中旬前後に、田中さんが主催するこの邦楽演奏会で僕の作品が採り上げられ、そ

 のために、ここ数年は松本市への小旅行をかねて、演奏会に出席するのですが、いつもなら松

 本といえども、多少の蒸し暑さからは逃れられません。それが今年は、涼しい風が吹く爽快な

 6月となり、ほとんど汗をかかずに済みました。小さなホールが、毎年おなじみのお客様で一

 杯となり、盛会理に終了しました。僕の今回の作品は、17絃パートを、客演・佐藤由香里さん

 所有の「低音25絃箏」で演奏、17絃箏のやや重苦しい音色とは異なり、重厚ながらクリアな

 音色がいちだんと映え、作品の構成がより明確に受け止められる、素晴らしい再演ステージと

 なりました。また、僕がうっかり勘違いしていたのですが、三絃を弾いてくださった有賀喜栄

 さんは、松本に隣接する安曇野で活動されている演奏家で、速い変拍子の終楽章を見事に弾い

 て下さって、とても心強く思いました。地元に、このような素敵な邦楽アンサンブルの皆さん

 がおられる事が判ったので、行く行くはまた新曲のトリオを書いて差し上げようと、思ってい

 ます。皆さん、お疲れ様でした!それでは、来年に向かってまた!‥‥‥

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