[1725] 9月の演奏会 (1)

  • 2017.09.03 Sunday
  • 06:52

❖ 今は亡き詩人の居間での初演                 ・この演奏会は終了しました

・9月24日(日)午後2時開演

・重要文化材・杉本家住宅洋間にて

     (京都下京・綾小路新町西入ル)

 

・今年4月のトピック[1706]でお伝えしてい

 ましたが、杉本秀太郎氏の詩による歌曲が、

 故人の書斎だったご自宅の洋間で初演され

 る運びとなりました。

 

・「夏の終り」(2017) (詩・杉本秀太郎

 

・京都の中心部にあって、今なお江戸末期商家

 の姿を残している「ならや」/杉本家住宅は、

 重要文化財に指定されており、屋敷に配置さ

 れた庭園も、国指定名勝に指定されています。

 

・杉本秀太郎氏は、当家の先代当主だった方で、 

 書斎がわりにしておられた洋間にはピアノが

 据えられていて、千代子夫人ともども、氏も

 日頃はピアノを嗜んでおられたという事です。

 

・このピアノが(うっかり社名は失念しましたが)アップライト型の時代物で、しかも何と!

 フランス文学者で新京都学派の代表・桑原武夫氏から、秀太郎氏に贈られたものとか‥‥‥

 今回の演奏会は、別棟のモダンピアノではなく、故人の思い出深い、この古色ゆかしいピアノ

 のある部屋で、メゾソプラノの高崎和子さんが、杉本千代子夫人のピアノ伴奏で歌われます。

 

・なお、このほかに「千秋次郎歌曲集1」から2曲を歌っていただく予定です。

  ・「さよならの季節」(1989)(詩・印南長子)

    ・「チェロの四季」(2009)(詩・中島 登)

 

・今回の演奏会は「淨秀を偲ぶ小さなコンサート・三回忌供養として」というのが正式の名称

 で、故秀太郎氏の法名である無量院釋淨秀に寄せて、仏事の一環として、企画されています。

 大勢の方々の座席がまったく用意できないこともあって、今回は秀太郎氏を識る近親者のみ

 に限らせていただく私的な演奏会になりますが、作品の内容には関わりない事なので、将来

 チャンスを作り、公演の場でぜひ再演したいと考えています。

 

・このような場で、参集者の皆様に自分の曲を聴いていただくのは初めてでしたが、大商家の

 屋敷を夏風が気持ちよく吹き抜けるなかで、秀太郎氏夫人がピアノ伴奏を務められての演奏

 会が無事終了しました。秀太郎氏縁故の50名余のご年配の皆様がお越しになり、秀太郎氏の

   人生最後のメッセージとも受け取れる「夏の終り」の詩を、歌唱の形で味わっていただく事が

 できました。大きな御仏壇の扉も開け放たれていて、秀太郎氏にも聴いていただけた事と思い

 ます。三周忌ご供養の一端ともなれた事と、ようやく今、責務の重さから解放された気分です。

 千代子夫人はもとより、優れた解釈と演奏で今回の催しを最後まで盛り立ててくださったメゾ

 ソプラノの高崎和子さんにも、改めてお礼を申し上げます。

 

 

 


 

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