[1801] 1月の演奏会(1)

  • 2018.01.07 Sunday
  • 07:10

❖ 和洋音楽のトリオが二人のゲストを迎えて・この演奏会は終了しました

・1月13日(土)午後2時開演

・京都市生涯学習総合センター(京都アスニー)

         (中京・丸太町七本松西入ル)

 

・和洋音楽ユニット<すばる>の呉山、仙崎、福原

 の皆さんとは旧知の仲間です。2014年にもこの

 京都アスニーで僕の曲を演奏してもらっていま

 すが、今回は委嘱作を含む次の2作品(曲数では

 3曲)が予定されています。

 

・(1) 「旅はるか空いろの夢」(2017)

・(2) 伊勢物語より

   第9段「かきつばた望郷」(2007)

         第23段「つつ井筒竜田越え」(2010)

 

・(1)はオーボエと箏のための委嘱作で、今回が初

 演となります。呉山・福原のコンビのために作

 曲した二重奏としては3作目にあたり、爽やか

 な緑の風を感じ取ってほしいと思っています。

 

・(2)はソプラノの藤田めぐみさんに加わっていただき、伊勢物語の原文をテキストに使っての

 琴歌です。歌と箏と尺八のために書いたものですが、ここでは尺八のパートをオーボエが演

 奏します。第9段は「むかしおとこ」在原業平のあずまくだりのストリーの最初に出てくる

 三河の郷・八橋の里でのエピソード、第23段は幼時の頃から近所で育った男女の恋の成就と

 破局と再生を語るエピソードです。この第23段は3年前にも神戸で狩屋瑠美さんによって再

 演されていますが、歌だけでなく、原文による語りが何度か入るこの作品、今回の藤田さん

 のステージにも大きな期待が持たれます。

 

・大阪も京都も陽射しはあるものの、底冷えが一段ときびしい一日でした。僕もこの日に風邪

 を移されかけたのか、翌日から体調がダウンしましたが、今は回復しています。熱心な聴衆

 の皆さんを迎えて、すでに満席になった小ホールでのひと時、呉山氏の解説なども加わって

 とても和やかな演奏会でした。(1)の初演曲は、爽やかな季節を主題とした曲なので、伸び

 やかな演奏で大成功でした。ソプラノの藤田さんも手慣れた演奏で、皆さんが周知の名曲を

 歌われましたが、ただ、(2)のような古文そのものを声に出す時は、やはり現代人に馴染み

 のない言葉なので、よほど明確に子音を発声しないと、何を言ってるのかが判りにくい場合

 もあり、今後さらに発声を工夫してほしいと感じた時もありました。しかしこの種の初めて

 の作品に取り組んでくださったことに、とても感謝しています。次回もまたよろしく!

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