[1808] 4月の演奏会(1)

  • 2018.03.21 Wednesday
  • 14:00

❖ 楽友の記念演奏会へのお祝いに     ・この演奏会は終了しました

・4月8日(日)昼12時30分開演

・兵庫県立芸術文化センター

     KOBELCO大ホール(阪急西宮北口)

 

・楽友として10年余に及ぶ、二代狩屋春樹さん

 は、父君の初代狩屋春樹氏の跡目を注がれて、

 今も多くの門下を育成しておられますが、今

 年は初代生誕100年との事、それを記念して

 の意欲的な定期演奏会を、兵庫芸文大ホール

 において間もなく開催されます。同時にこれ

 は二代春樹さんの継承30周年でもあるとの事、

 重なっての祝儀です。

 

・すでに昨年夏ごろ、この日のために新曲を書

 いてほしいとのご相談を受け、秋10月下旬に

 次のようなタイトルの小品を完成しました。

 

・三絃・二十絃・十七絃のための三重奏曲

                   「青葉の波」(2017)

 

・室町時代末の大和国の領主・十市遠忠が詠んだ青葉の和歌にインスパイアーされて、この曲

 を作曲した経緯は、すでにトピック[1734]でお伝えしていますが、季節が夏へと向かう頃の

 緑の色も鮮やかな青葉若葉、風に乗って波のようにうねり広がる繁茂の目出度さを、音楽に

 しました。ささやかながら、信頼する楽友への「お祝い」として献呈しようと思います。

 

・初代生誕100年/二代継承30周年を記念しての特別演奏会という名に恥じない、大ホールを

 ほぼ満員に埋めての立派な演奏会でした。プログラム前半すべて初代狩谷氏の4つの作品が

 占め、後半の6ステージの内、3ステージは二代狩谷さんの作品、中間をつなぐものとして、

 唯是震一氏、中村茂隆氏、それに僕の作品が花を添える形で加わりました(主演の箏奏者の

 体調不良で、やむなく唯是氏の作品が演奏できなかったのは残念でしたが)。舞台の最後を

 飾った二代狩谷さんの「魅せられてシリーズ」は、それ自体が3つの大きなパートから構成

 されている意欲的な舞台で、二重奏、三重奏の室内楽的な舞台から、約100名近い門下生や

 尺八奏者が居並ぶ大合奏まで、よくもここまで指導を重ねて来られたものだと感服しました。

 破綻なくぶじに最後のステージまでご成功された快挙に、心からの賛辞を送ります。

 

・今回の記念演奏会のために、わざわざ僕へ委嘱を指名していただき、とても光栄な事でした。

 古歌にもとずく「青葉の波」という小品を祝儀させていただきましたが、素晴らしい三人の

 息のあったアンサンブルのお陰で、完璧な初演をこの大ホールで響かせていただき、感謝し

 ています。大合奏の豪華さには及びませんが、三重奏の室内楽としてはそれなりの緊迫感も

 あり、自分としてはとても満足しています。この種の邦楽演奏会において、8分の9拍子と

 いうリズムで演奏される曲もレアなので、短いながらも、聴衆の方々には新鮮に聴いていた

 だけた事と思っています。狩谷先生、ほんとに有難うございました。

 

 

 

 

 

 

 


 

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