[1901] 2月の演奏会(1)

  • 2019.01.09 Wednesday
  • 16:56

❖ 恒例の楽しいトークコンサート       ・この演奏会は終了しました

・2月16日(土)午後2時開演

・やまと郡山城ホール・小ホール

            (大和郡山城址東側)

 

・毎年ヴァレンタインの頃、定期的に開催され

 ている楽友・松本真理子さんの「マリンバの

 世界」‥‥‥はや一年が経ち、その時節とな

 りました。彼女のために2003年に作曲した

 僕の曲が、今回も採り上げられ、再演される

 予定です。

 

・マリンバとピアノのための

        「青いドレスの人へ」(2003)

 

・1960年ごろトランペットとピアノのための

 「間奏曲」として完成には至らなかった試作

 のスケッチをもとに、マリンバのために手を

 加えて書き直し、すっかり表情の異なる別作の

 ような曲になったのですが、もともと線の太い

 トランペットが原点だったので、僕のマリンバ

 の作品の中では、うれいに満ちた短調のメロディで始まる異色のものです。初演以来、今日

 まで、手元に残されたコンサート資料を数えても、演奏回数は10回以上となり、松本さんが

 好んで再演してくださっている事がわかります。ありがたい事です。

 

・この作品の初演が16年前の2月14日、ヴァレンタイン・コンサートと命名された演奏会だっ

 たので、愛にもいろんな姿があり、この曲では愛の喜びではなく、愛の悲しみを伝えようと

 そんな考えで、このようなタイトルにしたのですが、僕の心の中には、ヴァレンタインと時節

 が重なってくる東大寺の修二会(二月堂のお水取り)にまつわる青衣女人(ショウエニョニン)

 の伝説が思い出され、その青いドレスの人のために、僕はこのようなタイトルを秘かに付けた

 ようなわけです。‥‥‥幸い当日は予定が他にないので、僕も2年ぶりの城ホールに赴き、真

 理子さんのステージ・トークを愉しもうと、今から期待しています。

 

・幸い青空が広がりポカポカ陽気の早春の1日でした。1年ぶりの郡山えしたが、まだ会場には30

 分以上も余裕があったので、これまで一度も足を踏み入れた事がなかった郡山城趾へ行ってみま

 した。演奏会場である城ホールの方角から眺めると、何だか寂れて貧相に見えるのですが、実

 際に城郭の中へ廻りこむと、なかなかどうして、ゆったりと広大な敷地で、天守閣こそなけれ、

 風格のある城趾のたたずまいが印象的でした。‥‥‥今年もホールいっぱいに聴衆の皆さんが来

 られ大盛会でした。そしていつもの事ながら、彼女のトークに淀みがなく、と言うのは、前もっ

 て作っておいたセリフではなく、その時その場の状況に応じて語りを延ばしながら、スムーズに

 次のステージにつないで行く、自然体のノリでしたから、それこそ時間の経つのも忘れて最後の

 お別れの全員合唱「春は名のみの‥‥‥」に至った想いでした。僕の「青いドレスのひとに」も

 一連の流れの中では、しっとりと地味ではありましたが、それがかえって新鮮に感じられ、効果

 的に成功したと思います。楽しい思い出をありがとう!来年も貴女にまた期待しています!

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