[1908] 新しい作品の完成 (33)「日暮れ野原」

  • 2019.06.03 Monday
  • 23:35

❖ 東京秋の定演のための歌曲

・東京に本部がある「日本歌曲振興波の会」恒例

 の秋の公演は、いつも新作歌曲の発表会となっ

 ていて、数年前から関西に活動の拠点を移した

 僕ですが、名誉会員として今年も新作の歌曲を

 委員会からの指定にしたがって、1曲提供する

 事となりました。

 

・「日暮れ野原」(詩・木村 雄)(2019)

 

・作詩の木村氏とは2年前に「ある警備員の歌」

 (2017) という歌曲で、はじめて知己となった

 会友ですが、今回の作品は、詩型が遥かに長く、

 少年時代への追想が尽きない、清冽な作品です。

 前後に2行宛の序と跋を持ち、それに9行から

 なる2節の本文が挟まっている構成ですが、木

 村氏の巧みな措辞のもと、二つの説は各行が

 それぞれ字数、内容とも見事に対応しあって、

 まさに有節歌曲そのもののような言葉の構造物

 になっています。今回たまたま木村氏の詩篇と

 出会えた事を多とするするものです。いつもよ

り制作に日数がかかって、以降のスケジュールが乱れましたが、幸い4月25日、4'22" に収まる

この曲の完成をみました。この秋11月1日、紀尾井町ホールでの初演が待たれます。
 

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