[2012] 新しい出版楽譜(15)箏のための「ふたつの秋の色」

  • 2020.09.26 Saturday
  • 17:39

❖ 深朱と薄紫〜ふたつの秋の想い

・演奏が思ったより容易で、音楽的にはバラン

 ス良く一対としてまとまっている2曲のソロ

 の箏曲を、マザーアース社から出版しました。

 

・独奏箏のための「ふたつの秋の色」(2020)

     (1) 桜落葉  (2) 野菊路

 

・タイトルからも判るように、組曲と呼ぶには

 やや気がひける、たった2つの短曲からなる

 作品です。古風に双曲(そうきょく)と名付け

 ても良かったのですが、箏曲(そうきょく)と

 聞き違えられそうで煩わしく、単純なタイトル

 ルに落ち着きました。それぞれの曲が完成した

 経緯も異なるので、2曲をセットで演奏しても、

 あるいは1曲だけで演奏しても差し支えないと

 思います。

 

・第1曲は2017年に作曲、その年に東京で初演

 しました。桜と聞くと誰でも春を思い起こしま

 すが、桜若葉ならともかく、桜落葉は深まる秋

 に欠かせない風物です。桜餅の香りを地表に漂わせ、重なり合って落ちている濃い朱色の葉。

 やや沈んだ表情で、日本的な主題が広がります。東京タワーでの国際民族音楽フェスティバ

 ル特設会場で、京都の楽友・福原左和子さんが初演してくださいました。

 

・第2曲はそれから3年後、実は今年の正月頃に完成しました。そしてこの6月に松本市で初

 演の予定だったのですが、折からのコロナ病災のために延期となり、来る11月27日(金)

 松本市で楽友の田中静子さんによって、初演が実現される予定です。淡いむらさきの小花が

 爽やかな野菊のイメージを、洋風な響きの箏曲にまとめてみました。チラシが届きしだい、

 改めて再度ご案内しようと思っています。

 

・2曲をセットで演奏する場合を考え、音楽の響きは暗vs明、和風vs洋風と対比するものの、

 箏の調弦には大きな変更がなく、すぐに次の曲に移れるよう配慮しました。どちらの曲も、

 基本的な3部形式、演奏時間も約3分半でいどの同じ長さです。将来なにかの折に、思い

 がけなく箏奏者の皆様のお役に立つかも知れません。

                         → 問い合わせ/マザーアース株式会社/縦譜付き/頒価¥1,500 + tax


 

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