[1503] 3月の演奏会(1)

  • 2015.01.12 Monday
  • 06:38
❖ 3年ぶりの「ふるさとオペラ」再演        ・この演奏会は終了しました
・3月22日(日)午後2時開演
・かつらぎ総合文化会館 大ホール
   (和歌山県伊都郡かつらぎ町)

・身分の格差のために結婚を反対された若い二人。
 女の名は横笛、男の名は斉藤道頼‥‥平家物語
 にその名を留めている美しくも悲しい愛の物語
 です。重盛の家来で、北面の武士だった男は高
 野山に登り、出家して滝口入道となり、女は尼
 となって、高野山の麓で残りの人生を過ごした
 とか、息絶える時に鴬の姿となり、男の住む高
 野山めざして飛んでいったとか‥‥その横笛の
 墓がかつらぎ天野の里に現存するということで、
 地元在住の防野宗和氏が発起人・企画者となり、
 ご縁があって作曲を僕が受持つ事となり、3年
 前この「ふるさとオペラ/横笛のうた」が公演
 され、幸いにも大きな感動と成功を収めました。
 

・紀州かつらぎふるさとオペラ「横笛の詩」
                                                             (2012)

・3年前の高揚を忘れずに、ことに防野氏が再演の機会を伺って下さっていたのだと思いますが、
 ようやく機が熟し、今年の3月に町立の立派なホールでの再演が実現する事となり、昨年から
 すでに、合唱員の公募と練習が始まっています。日程その他の事情で、タイトルロールはじめ
 出演者にはかなりの異同があるようですが、今回は今回で新しい演出のもと、あらたな感動が
 生まれる事と思います。2時間余りの手作り「ご当地オペラ」、僕も2月以降には会場でのリ
 ハーサルに何度か立合う事を、とても楽しみにしています。


・作曲者にとっても、3年目にようやく実現したオペラの再演、何としても本番に臨みたかった
 のですが、僕が副会長の一人を務めている(一般社団)波の会 日本歌曲振興会の臨時総会が、
 この日に突如決定し、立場上出席しない訳には行かず、涙をのんで東京へと向ったしだいです。

・もっとも前日午後からの総稽古には立合えたので、今回の新しい演出も判り、安心して皆さま
 の当日の成功を祈っていたのですが、約2ヶ月たってから、本番の映像記録DVDが届いたので
 ゆっくり拝見しました。指揮者も歌い手も、初回とはすっかり変り、新しい気持で舞台を看る
 ことができました。企画・脚本・演出を今回も担当された防野宗和氏(かつらぎ町の文化振興
 を担う、いわば仕掛人)の、再演に賭ける意気込みが伝わって来る、素晴らしい舞台の連続で、
 セリフが多くなった分、ストーリーの流れや人物の思いをより明確に把握する事ができました。

・照明にも、現在ではこれが標準なのかも知れませんが、大胆にレザーを使うなど現代的な工夫
 が見られ、約2時間半のドラマを最後まで面白く味わう事ができました。

・防野氏ご自身は数日前からの風邪が祟り、イベント終演後は数日点滴で寝込まれたとか。かつ
 らぎ町の有志から村人合唱を結成、子ども達にも出演を頼み、地元の和歌山県立笠田高校合唱
   部の皆さん10名にも出演を依頼、さらにはオペラが始まる前や最終の舞台で、高野山真言宗和
 歌山青年教師会6名の方に僧侶としての出演を依頼するなど、オペラのいわば外枠を構成する
 キャストをすべて手配されるなど、超人的な活動をこなされて、病気にならないのがおかしい
 くらいですね。幸い現在はすっかり健康を取り戻されたとか、ほんとにご苦労様でした!あえ
 てこの場で言わせていただくなら、どうか何とぞ、数年先にはまたまた、第3回公演の旗を揚
 げて頂きますよう!‥‥
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