[011] 5月の演奏会 (松本市ハーモニーホール (小ホール)

  • 2014.03.30 Sunday
  • 22:35
❖ヴァイオリンと25絃箏の協演
・この演奏会は終了しました
・5月31日(土)午後7時開演
・ザ・ハーモニーホール(小ホール)
          (松本市島内)

・1995年神戸淡路大震災の鎮魂のために
 作曲したヴァイオリンと箏による二重奏
 曲を、田中静子さんの委嘱により、今回
 は音域の広い二十五絃箏用に書き直し、
 改訂初演していただきます。


・ヴァイオリンと二十五絃箏のための
               「風の里歌」(1995/2014)

・なにか悪い予兆のような序奏に続いて、ゆ
 ったりとしたAの鎮魂歌の旋律、それに続
 くBでの、激しい二つの楽器のせめぎ合い、
 カデンツァを経て再び鎮魂歌Aが戻り、そ
 のまま終わろうとする間際に、もう一度B
   の記憶が戻ってきます。哀しみと鎮魂とが交錯する作品です。

・金沢を少し小規模にしたような城下町・松本は、とても素敵な「街」というよりも「町」
 と呼びたい思いです。この日は、日本全土が猛暑に襲われた異常日でしたが、松本は29℃、
 暑い中にしっかりした風が吹いていて、むしろ爽快でした。大阪や京都では、すでに姿を
 消した丸善書店が大きな店舗を構えていたのも、率直なところショック?でした。
・市内から少し離れた公園の中にある会場は、小ホールながら音響がとても良く、絃の演奏
 にはピッタリでした。降旗氏の演奏を聴くのは初めてだったのですが、見事な解釈で「風
 の里歌」を把握して下さっていて、最後まで安心して?聴いていました。もちろん田中さん
 の二十五絃箏についても同様です。良い楽器らしく、音色がとても穏やかで、自分の曲には
 見事に合っていました。‥‥良き共感者としての演奏者に遭遇できる事は、作曲する者に
 とって、至福とも言うべきことでしょう。来年のリサイタルでは、2009年に書いた20絃と
 17絃のための二重奏「空の青・海の青」を演奏して頂けそうです。今からすでに期待です。

[010] 5月の演奏会(さいたま大宮)

  • 2014.03.30 Sunday
  • 18:49
❖埼玉支部歌曲演奏会
・この演奏会は終了しました
・5月24日(土)  午後2時開演
・大宮ソニックシティ小ホール
       (JR大宮駅西口)

・僕が所属する(一般社団法人)波の会
 日本歌曲振興会の、埼玉支部の第15回
 定期演奏会です。第1部のステージで
 僕の2006年の歌曲が1曲演奏されます。


・「ノックもなしに」(詩・西岡光秋)
                  (2006)

・ソプラノの岩谷恵子さんが歌われます。
 第1部の我々の会から生まれた歌曲のス
 テージに続き、第2部は日本歌曲の名作、
 第3部は「埼玉生れの歌から」と題して
 今回も意欲的な演奏が予定されています。


・残念ながら、この演奏会には行けませんでした。盛会だった事と思います。

[009] 6月の演奏会

  • 2014.03.07 Friday
  • 20:44
❖ 日本歌曲の演奏会
・この演奏会は終了しました
・6月7日(土)午後2時開演
・第一生命ホール(晴海トリントン
 スクエアビル内)都営大江戸線
 勝どき駅 A2a出口

・僕が所属する波の会 日本歌曲振
 興会の法人設立10周年記念演奏会
 です。第1部の最初に、20年前の
 旧作が再演されます。


「十七才」(佐久間郁子・詩) (1994)

・祖母と母と私、三人の女性それぞれ
 17才が歌われ、世代が替わるたびに
 音楽のスタイルも変る、懐かしくも
 楽しい曲想の歌曲です。ソプラノの
 天野雅美さんが歌い、ピアノは著名
 な河原忠之氏です。

・この会場は我々の会にとっては初めて使用するホールでしたが、足場の遠さを除
 けば、とても快適な環境に位置する会場でした。法人設立10周年記念のコンサー
 トでしたから、選曲も歌い手との組合せも、ひとまず企画委員会で決定されたも
 のでしたが、全体のバランスは良く考慮され、我々会員の技術的レベルを識って
 いただくのに相応しい演奏会となりました。僕の「十七才」という4分足らずの
 歌曲も好評をもって迎えられ、ひとまずその責を果たしたようで、嬉しく思って
 います。

[008] 出版楽譜の紹介「新唱六段」

  • 2014.03.07 Friday
  • 17:21

❖ 千秋次郎作曲「新唱六段」(2006)               

前記箏曲演奏会で再演される「新唱六段」

 は、すでにマザー・アース社から出版さ

 れています。お問合せは、マザー・アー

 ス(株)まで→

 http://www.mother-earth-publishing.com

[007] 4月の演奏会

  • 2014.03.07 Friday
  • 17:00
❖ 和洋楽器によるコラボ
・この演奏会は終了しました
・4月13日(日)午後1時開演
・兵庫県立芸術文化センター
 阪急中ホール(阪急西宮北口)
 
・今年は八橋検校生誕400年とか、
 以前、ある機会に作曲したコラ
 ボレーション作品

  フルート、オーボエ、箏の
  ための 
  「新唱六段」(2006)
   が、開幕一番に演奏されます。
 八橋検校の原曲に重なって、二
 つの洋楽器が、協調的または対
 立的な楽想を展開してゆきます。
 伝統的で歴史の古い葉風会の演
 目に採り上げられ、とても愉し
 みです。


・中ホールの会場が満席となる盛大な会でした。もともと、この曲は、バロックの
 ひそみにならって、3名のトリオで演奏されるのを前提としているのですが、重い
 緞帳が挙がってみたら、フルート1名、オーボエ1名が端っこにいて、舞台の大半を
 60名近い門下生の皆さまが箏の前に座しておられ、吃驚しました。ただ、それでも、
 さすが一糸乱れぬ正統派の六段の演奏、幕開けの舞台にふさわしい厳粛な響きの中、
 2本の洋楽器も(音量の点では不満な個所もありましたが)端正にそれに対峙し、
 やはり面白い和洋合奏になりました。露払いの役目が果たせたようで満足でした。

 

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