[039] 来年の演奏会予告2
- 2014.12.08 Monday
- 13:34
❖ 再結成第1回公演への委嘱作品 ・この演奏会は終了しました
・2015年2月21日(土)午後4時開演
・西宮プレラホール(阪急西宮北口)
・年功の活動歴が一時中断、2008年から二代家元・
狩谷春樹さんの許で活動を再開された新絃社合奏
団の再結成第1回公演が、いよいよ開催されます。
・この記念すべきコンサートに寄せての新曲を委嘱
されました。とても光栄な思いです。チラシにも
あるように、次のようなタイトルの、3楽章から
構成された三重奏曲をお聴きいただく予定です。
・三絃, 二十絃, 十七絃のための「辻が花三章」
(2015)
・ただし、この曲はメンバー全員が合奏する作品で
はなく、日頃「アンサンブル邦ダッシュ」として
ご活躍の狩谷家元・山本.折本各氏の中核メンバ
ーのための三重奏曲として、依頼を受けています。
・ともあれ、この記事を書いている現時点では、まだ作品は出来ていません。じつは、これから
着手しようとする段階です。もっとも、すでに3つの楽章の副タイトルは決まり、およその構
成イメージはできているので、年内には楽譜を提供、責を果たしたいと思っています。そのよ
うな訳で、詳細はまた作曲が完了した時点で。‥‥
・暖かな好天に恵まれて会場はほぼ満席。演目数は全部で5つ、決して多くないのですが、どれ
も丹念に仕上げられた素晴らしい舞台でした。長沢勝俊氏や牧野由多可氏の作品を聴くと、や
はり1960年代の現代邦楽の「意気込み」と云ったものを感じ、その頃、現代音楽を席巻して
いた12音技法や総セリエリズムが行き詰まりはじめ、武満氏の歴史的な「ノヴェンバー・ステ
ップス」がニューヨークで初演された事を思いあわせて、感慨深いものがありました。その中
で今回初演していただいた僕の作品は、前後の全員合奏の舞台に比べると、3人だけでの重奏
(トリオ)のステージなので、対比的には面白かったのですが、まだ初演特有の硬さが残り、音
量の点ではもう少し狭い空間の方が良く響くだろうと思いました。将来の再演が楽しみです。
・2015年2月21日(土)午後4時開演
・西宮プレラホール(阪急西宮北口)
・年功の活動歴が一時中断、2008年から二代家元・
狩谷春樹さんの許で活動を再開された新絃社合奏
団の再結成第1回公演が、いよいよ開催されます。
・この記念すべきコンサートに寄せての新曲を委嘱
されました。とても光栄な思いです。チラシにも
あるように、次のようなタイトルの、3楽章から
構成された三重奏曲をお聴きいただく予定です。
・三絃, 二十絃, 十七絃のための「辻が花三章」
(2015)
・ただし、この曲はメンバー全員が合奏する作品で
はなく、日頃「アンサンブル邦ダッシュ」として
ご活躍の狩谷家元・山本.折本各氏の中核メンバ
ーのための三重奏曲として、依頼を受けています。
・ともあれ、この記事を書いている現時点では、まだ作品は出来ていません。じつは、これから
着手しようとする段階です。もっとも、すでに3つの楽章の副タイトルは決まり、およその構
成イメージはできているので、年内には楽譜を提供、責を果たしたいと思っています。そのよ
うな訳で、詳細はまた作曲が完了した時点で。‥‥
・暖かな好天に恵まれて会場はほぼ満席。演目数は全部で5つ、決して多くないのですが、どれ
も丹念に仕上げられた素晴らしい舞台でした。長沢勝俊氏や牧野由多可氏の作品を聴くと、や
はり1960年代の現代邦楽の「意気込み」と云ったものを感じ、その頃、現代音楽を席巻して
いた12音技法や総セリエリズムが行き詰まりはじめ、武満氏の歴史的な「ノヴェンバー・ステ
ップス」がニューヨークで初演された事を思いあわせて、感慨深いものがありました。その中
で今回初演していただいた僕の作品は、前後の全員合奏の舞台に比べると、3人だけでの重奏
(トリオ)のステージなので、対比的には面白かったのですが、まだ初演特有の硬さが残り、音
量の点ではもう少し狭い空間の方が良く響くだろうと思いました。将来の再演が楽しみです。