[1538] 10月の演奏会 (4)

  • 2015.09.02 Wednesday
  • 21:26
❖ プロ活動45周年の大ホールでの演奏会    ・この演奏会は終了しました
・10月18日(日)  午後2時開演
・やまと郡山城ホール(大ホール)

・いちばん新しいところでは、トピック[1530]
 でも紹介した楽友・松本真理子さんが、10月
 には「プロ活動45周年記念」と銘打って、心
 許せる協演者とともに、会心のステージを披露
 されます。いつもの小ホールではなく、今回は
 一階席だけでも700名近い大ホールでの快挙、
 彼女の事だからテンションは上がりっ放し、楽
 しく充実した午後となる事でしょう。
 
・この記念すべき演奏会のトップに、僕の旧作を
 また採りあげていただき、再演される予定です。


・マリンバとピアノのための
 「民謡紀行にしひがし」(1998)

・この作品は、今年5月に戸田茂・文代夫妻による
 
コンサートでも演奏されているのですが、「にし
 ひがし」というタイトルながら、実際には北の「会津磐梯山」から始まって、浪花大阪の「天
 満の子守り唄」、そして最後が肥後熊本の「おてもやん」で終わるという民謡めぐりのツァー、
 最初に演奏されるピアノのイントロが、ちょうどムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」におけ
 るプロムナード主題のように曲と曲の間を取持って、北から南への旅が進行します。将来は、
 もう少し曲数を増やして、豪華な旅の決定版にしたいと思いながら、なかなか実現できていま
 せんが、それはそれとして、この3つの曲の、明−暗−明/速−緩−速 のコントラストを楽しん
 で聴いてほしいと思っています。


・この日は京都での別の用件と重なり、やむなく欠席する事を伝えていたのですが、チラシを
 見ると、僕の曲は幕開けの最初に演奏されるようで、それならば時間的に多少ゆとりがあり、
 大阪から大和郡山へ迂回して演奏会場へ立寄り、あと大和西大寺から近鉄で京都へ出る予定
 を立てて、1曲目だけを聴かせていただきました。この日も抜けるような青空、好天に恵ま
 れ、定員700名の会場はいっぱいになり、活動45周年に見合う大盛会でした。彼女の「民謡
 紀行にしひがし」を聴くのも久しぶり、多いに元気をもらって、会場をあとにしました。

[1537] 10月の演奏会 (3)

  • 2015.09.02 Wednesday
  • 13:46
❖ 尺八社中の定演での箏曲        ・この演奏会は終了しました
・10月12日(月, 祝) 午後1時30分開演
・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
            (阪急・西宮北口)

・僕が所属している関西邦楽作曲家協会での仲間
 でもある星田一山氏は、関西の地で代々に渉っ
 て都山流尺八を継承し、門下を育てて来られた
 名門、当代の星田氏は三代を継いでおられ、そ
 の社名を「都之雨社トシュウシャ」と呼びます。
 
・その社中の皆さんによる尺八の定期演奏会が、
 今年も10月に開催されることになり、思いがけ
 なく、その演目の中に、昨年マザーアース社か
 ら
出版し、大阪公演も行われた僕の尺八つきの
 箏歌作品を加えて頂ける事になりました。


・尺八と箏合奏のための「夢の花橘」(2007)

・前唄/手事/後唄という、形の上では伝統的な
 箏歌なのですが、やはり響きの上では、洋風な
 雰囲気の音作りの作品ですから、著名な古典的尺八の演目の中で、どのような事になるのか、
 作曲者自身とても興味が持てます。
・演奏は、吉岡紘子さんをはじめとする正派邦楽会・阪神地区の皆さんの箏合奏をバックに、
 都之雨社の尺八奏者の方々が協奏されます。この組み合わせも、これまで初めてなので、ど
 のような「お手合せ」になるか、とても愉しみです。


・このところ好天続きの秋空、満員の会場での成功を得ました。やはりステージに反響板が有
 るのと無いのとは、聴き手にとっても演奏者にとっても音のインパクトの点で大きな差異、
 今回は存分に自分の音楽を愉しむことができました。ただ、3拍子系のリズムは邦楽演奏の
 皆様にとっては、いささか苦手のようですね。それでもソツ無くまとめて頂き、感謝です!

[1536] 9月の演奏会 (3)

  • 2015.09.02 Wednesday
  • 11:44
❖ 昨年の初演に続く4度目の公演              ・この演奏会は終了しました
・9月6日(日) 午後1時開演
・あじさいホール(木津川市加茂文化センター)

・昨年秋に楽譜を出版し、初演を終えた合唱組曲
 が、同じ合唱団によって4度目の
再演を迎えま
 す。


・女声合唱組曲「季節に逢いに」(2014)
                                      (作詩・原かずみ)

・京都府が奈良県と境を接する南の地域、木津川
 の流域一帯を相楽(そうらく)郡と呼びますが、
 地域の親睦をかねた合唱祭が開催され、内藤千
 津子さんの指導される「ゆりの木コーラス」も
 (ゆりの木は、木津川市の「市の花」)これに
 参加されます。

・時間制約のために3楽章のうちの(1)街かどの春
 (3)秋の町、の2曲を演奏の予定。ご成功を祈っ
 ています。

・第2曲をカットしての演奏だったのですが、全19ステージ演奏終了後に、聴衆の中のある人
 から「とても印象的だった」と好意的な感想をいただいた由、指揮の内藤さんが報せて下さ
 いました。作曲者としても嬉しく思います、合唱団の皆さん、お疲れさまでした!

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