[1705] 4月の演奏会 (1)
- 2017.02.27 Monday
- 13:46
❖ 支部から独立しての第1回/旗揚げ公演 ・この演奏会は終了しました
・4月29日(土・祝)午後2時開演
・ザ・フェニックスホール(大阪・西天満)
・すでに何度もお伝えしたように、僕が副会長を
務めてきた日本歌曲の社団法人が、来月末日で
業務整理を完了し無事に解散します。それに伴
って、これまで関西支部として演奏してきた活
動も、メンバーの顔ぶれは変りませんが、組織
の呼び名を「日本歌曲関西波の会」と改め、も
う一度原点に立ち返る意味で(通算で第13回
なのですが)第1回として、いわば旗揚げ公演
をこのたび開催する予定です。我々の出発点と
なったフェニックスホールを会場に選んだのも、
そのような意図からです。
・個人的には、この4月以降は東京での役職から
すべて解放されるので、これからは関西圏での
仲間とともに、より緊密な活動を続けたいと思
っています。思いがけず、今回の改組に当って、
僕がこの新会の会長に選ばれてしまいました。
東京でのかつての本部での経験をもとに、関西での活動がこの先も永続するよう、こちらで
の音楽仲間がともに発展・活躍してゆけるよう、及ばずながら頑張るつもりです。
・当日演奏されるの僕の歌曲は次の3曲です。
(1) 「十七才」(1994)(詩・佐久間郁子)
(2) 「風の花びら」(ピアノ伴奏バージョン2016)(詩・村田寿子)
(3) 「花水木の手紙」(2016)(詩・吉田義昭)
・(1)と(2) の譜面は昨年秋に出版された「千秋次郎歌曲集1」(全音楽譜)に収録されていて、
ともに再演を重ねていますが、(2)のピアノ版は今回が関西初演です。また(3)は昨年作曲し、
東京文化会館で本宮寛子さんによって初演されましたが、これも今回が関西初演となります。
・作詩の吉田義昭氏が、当日友人とともに東京から来版、会場で再会できる予定です。また、
さいたま市に在住の詩人・村田寿子さんも、できれば往きたいと言って下さっているので、
今から心待ちに、大阪での再遇を期待しています。
・法人ではなくなり、初源に戻って単なる「社団」としての今回の旗揚げ公演、出演者各自が
新たな決意で頑張ったので、チケットが出過ぎて定員を超えないか心配でしたが、お蔭様で
好天のもと、ちょうど満席という感じに座席が埋まり、新任会長としての初仕事は無事終了
しました。出演仲間の努力、来聴の皆様のご好意に感謝します。僕が今回お聴きいただいた
3つの作品も、歌い手ごとに、それぞれ興味深いステージとなったようで、好意的な評価を
頂くことができました。東京からは「花水木の手紙」の作詩者・吉田義昭氏が友人と来阪、
来場されました。今回はお出でになれなかった詩人・村田寿子さんも、将来また新しい作品
で協演したいと思っています。すでに次回の公演も会場・日程がきまり、2018年4月22日
(日)京都御所横(烏丸一条)の京都アルティで午後2時開演の予定です。