[1716] 7月の演奏会 (1)

  • 2017.06.30 Friday
  • 22:59

❖ 普遍的な「愛」をテーマに                    ・この演奏会は終了しました  

・7月30日(日)午後2時開演

・テクスピアホール(南海・泉大津駅)

 

・楽友の内藤千津子さんが指導されている合唱

 団のひとつ、穴師女声コーラスの皆さんが、

 第10回の演奏会を開催されます。前回の9回

 が2014年秋だったので、3年ぶりになりま

 すが、その時も僕の新作の組曲「季節に逢い

 に」(2014)を初演してくださっています。

 

・今年もプログラムのトリに僕の曲を採り上げて

 いただいており、今回は雰囲気を変えて、大阪

 弁による楽しい活気のある組曲が再演されます。

 

・女声合唱組曲「ナイスデイ大阪」(1997)

                    (詩・島田陽子)

 

・全4曲からなる組曲ですが、この作品は、我々

   と同じ仲間である中谷淑子さんの指揮によって、

   2015年秋にマードレエコーの皆さんが、第4回

  コンサートで全曲初演してくださっています。今回もきっと、この、関西特有のツッコミ愛?

  がコテコテの4曲を、活きの良い演奏で、会場を盛り上げてくださる事と期待しています。

  指揮者の内藤さんが、最近ややご体調不良とお聞きしているので、梅雨明けの気候変化を無事

  に克服され、万全の態勢でのご成功を、心から祈っています。

 

・海にも近いのか、夏風がしっかりと吹いていましたが、それでもやはり炎暑続きの関西、帰宅

 する頃には疲れがどっと出てきました。会場となったテクスピア・ホールの地図をネット検索、

 その時にはじめて判ったのですが、ホールからほど近い場所に大きな敷地を占めるお宮があり、

 それが奈良白鳳時代に創建の「穴師神社」で、和泉国の二の宮になっている由緒ある社でした。

 この合唱団の歴史も、当日のパンフレットではじめて知ったのですが、もともとは和泉大津市

 穴師小学校PTAコーラス部として発足したとの事。たぶん古い地名なんだろう、と漠然と想像

 していたのですが、その予想が的中しました。第10回目の記念公演を、織姫の神を祀ったこの

 穴師神社のお膝元で開催されたのは、素晴らしい事でした。地元という事もあって、出演者の

 皆さんと年恰好も変わらない大勢の旧知・旧友が会場に詰めかけられ、ホールは大盛会でした。

 

・今回の公演は、夏季の演奏会としての配慮もあってか、選曲を過度に長大にせず、メインのコー

 ラスに加え、友情出演のステージや、指揮者・内藤千津子さんのソプラノ独唱が加わったりして

 変化に富み、聴く方にとってもちょうど良い長さの「疲れない好演」でした。そして最後のステ

 ージに、ご機嫌な組曲「ナイスデイ大阪」を採り入れていただき、ほんとに印象に残る爽やかな

 記念演奏会となりました。ご成功を心からお祝いし、また次なる目標をめざして頑張って下さい

 ますよう!内藤先生はじめ、皆様、ほんとにお疲れさま!‥‥‥

[1715] 6月の演奏会 (5)

  • 2017.06.26 Monday
  • 00:17

❖ シアトル在住のお二人による二重奏   ・この演奏会は終了しました

・6月22日(木)午後1時半、午後5時開演

・金城学院大学エラ・ヒューストン記念礼拝堂

 (名古屋市守山区大森)

 

僕のところに情報が届いたのが、本番の10日

 ほど前だったので、ご案内が事後報告になって

 しまいましたが、ハーピストの加藤なほみさん

 とは30年以上も以前からの知己で、シアトルの

 地で活動を続けておられ、僕の作品もずいぶん

 幾度となく採り上げて演奏してくださっていま

 す。今回、その彼女が金城学院大学キリスト教

 文化研究所/2017年度公開演奏会に招聘されて

 一時帰国され、子息の一人でイーストマン卒業

 のフルーティスト・SHO君とともに、二重奏の

 リサイタルを、先日キャンパス内の記念礼拝堂

 で開催されました。

 

・毎年連絡は取り合っていたのですが、直接お目

 にかかるのは10年ぶり以上です。僕にとっては

 突然の情報でしたが、幸い時間がとれたので、

 当日、名古屋・大曽根の山手に建っている大学内の記念礼拝堂へ伺いました。ショウ君と会う

 のも初めてでしたが、フランクやフォーレ、ピアソラなど、アレンジでない本格的演目の中に

 僕の旧作を1曲加えてくださって、それがまた、的確な解釈で演奏していただき、とても感銘

 を受ける素晴らしい演奏でした。

 

・フルートとハープのための 「残花余情」(Last April In Blooming Still)(1985)

 

・今から32年前に書いた急ー緩ー急の単一楽章、約7分ほどの「若書き」ですが、あたかも尺八

 と箏による「行く春を惜しむ」曲のような伝統的な情感の曲。中間部のゆったりした部分が、

 ともすれば中弛みしやすいのですが、お二人によってこの部分が特に念入りに解釈されていて、

 とても充実した内容でした。リサイタル成功を祝し、またの再会を約束して、心豊かに帰途に

 就きました。お二人のために、今後また何か作ってあげたいな、と思っています。


 

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