[1929] 12月の演奏会(2)

  • 2019.11.27 Wednesday
  • 17:32

❖ 大学勤務の頃の教え子が指揮者に           ・この演奏会は終了しました

・12月1日(日)午後1時半開演

・和邇文化センター(大津市湖西線和邇)

 

・僕が大阪芸大に勤務し始めた頃、と言うのは

 まだかなり若かった頃の教え子に、Tさんと

 いう音楽教育専攻の学生がいて、卒業後も音

 楽の仕事で夢多く紆余曲折の道を、今もなお

 元気に歩んでいるのですが、彼女が郷里の滋

 賀・湖西地区にあって以前から主宰してきた

 混声合唱団が15周年を迎えるのに際して、こ

 のたび記念コンサートを開催する運びとなっ

 たようで、過日僕にも招待状が届きました。

 

・合唱団の名称は「湖西ロ−ズハーモニー」‥‥

 近年の傾向で、団員の高齢化が進み、メンバー

 はかなり減ったそうですが、これまで歌い継い

 で来た13曲ものレパートリーを、途中で団員に

 よるピアノ連弾や独唱ステージを挟みつつ、15

 周年の節目に、総ざらいで公演されるのだとか、

 まさに持続は力なり、ですね。

・大阪芸大の時代に、僕から彼女にプレゼントした混声合唱組曲の楽譜があったのですが、今

 回その中の1曲を、合唱団の皆さんに歌っていただけるようで、とても嬉しいことです。

 

・混声合唱組曲「風に乾杯」( 詩・小川淳子) (1993) より、 第3曲「オカリナの歌」

 

・この曲を聴くと「あ、かなり未熟だが、こんなにみずみずしい音楽を紡いでいた時代が、自分

 にもあったのだな」と思ってしまいます。懐かしい遠い思い出‥‥‥‥本番当日は、残念ながら、

 前トピック[1928]で示したように、僕は豊中での初演があるので、湖西には伺えないのですが、

 どうか年来の努力・練習の成果を存分に発揮されて、成功を収められますよう祈っています。

 

・比良の山なみの麓に建つ瀟洒な和邇文化センターでの公演が、地域の多くの皆さんの来聴を得て

 無事に終了したとの、指揮者・田中さんからの連絡がありました。おめでとう!次回に向かって

 さらなるご発展を!



 

[1928] 12月の演奏会(1)

  • 2019.11.27 Wednesday
  • 08:10

❖ 年末恒例・豊中市合唱祭での新曲初演  ・この演奏会は終了しました

・12月1日(日)午前11時開演

・豊中市立文化芸術センター大ホール

           豊中曽根東(阪急曽根)

 

・冬の到来とともに、恒例の豊中市合唱祭が近づ

 いて来ました。一年があっという間に過ぎて行

 く思いです。昨年は合唱協会の創立60周年の行

 事があり、僕も協会からの委嘱で「野の花がす

 き」という女声合唱曲を提供させて頂きました。

 

・今年は年号が平成から令和に変わる意義深い年

 となりました。新年号を記念して、自分が多少

 関わりのある二つの女声合唱団のために、元号

 決定の資料となった万葉集第5巻所収の、大伴

 旅人邸での梅花を詠んだ32首の和歌と、漢文に

 よる序文から歌詞を整え、演奏が5分程度に収

 まる合唱曲「令和の梅の花」(2019)夏に完成

   10月に東大阪、12月には豊中で、それぞれ初演

   される事になりました。

 

・すでにトピック[1923]でご報告したように、東大阪での初演は無事終了し、いよいよ今回は

   豊中での初演です。豊中市合唱祭は参加グループの数が膨大で、今年も58団体が出演します。

 「令和の梅」のステージは午後1時半ごろの予定と聞いていますが、「女声コーラス野の花」

 の皆さんの歌唱を、松下仁美さんの確実・丁寧な指揮のもと、海外研修を積まれた江崎皓介

 氏のピアノ伴奏で、初演します(なお、年末から新春にかけて、江崎氏はご自分のリサイタル

 を開催される予定です)。‥‥ようやく自分の心の内にも、令和という新しい時代を迎える

 態勢が出来つつあるようです。初演の成功を祈っています。

 

・毎年くり返される恒例の祭りですが、自分の住む豊中市にこんなにも多くの合唱団が規模に

 応じて盛大に/ささやかに、地域の文化活動を着実に進めているのが実感でき、とても誇ら

 しい思いです。「令和の梅」の豊中初演、高齢者の多い16名ほどミニ女声合唱団でしたが、

 松下仁美さんの指導のもと、言葉が明確に聞こえ、ピアノの的確なバラ ンスとも相俟って、

 公演成功でした。‥‥‥さあ、次なる企画に向かって、また来年ですね。頑張りましょう!

[1927] 11月の演奏会(3)

  • 2019.11.27 Wednesday
  • 08:10

❖ 4人の遭遇・ありえんおもろい!演奏会 ・この演奏会は終了しました 事後報告です

・11月19日(火)午後7時開演

・教団 天満教会(大阪・南森町)

 

・僕の旧作が再演される予告に、インターネッ

 ト上で思いがけなく遭遇しました。チラシに

 もあるように、生まれ・育ち・学び舎・年齢

 さらに持ち楽器、がそれぞれ異なる4人の演

 奏家が一度だけ結集して「ありえんおもろい」

 (有り得ぬ面白い)演奏会を開くという試み

 なのですが、僕の目から見れば4名とも今後

 の活躍がおおいに期待される若者たち、特に

 違和感も無く、嬉しい事に当夜のプログラム

 には、ユーフォニアムとマリンバのために造

 った自分の作品が採り上げられていたので、

 予定がないのを幸い、扇町公園にほど近い日

 本キリスト教団天満教会に伺いました。

 

・当夜のプログラムに記された記事によると、

 4名の皆さんは、東南アジアの子供達に本

 物のオーケストラ体験を届けるというNPO

  法人活動に参加しておられ、共通の目標をめざす過程で、このような親密な演奏会を企画

 された事のようです。8つのステージからなるプログラム、難曲に近い近代の独奏曲あり、

 ピアソラのステージを今回の4楽器に移しての演奏あり、また4ステージは邦人の作品で

 いずれも面白く、この中の1曲が、スイスの新進の演奏家のために書いた僕の旧作で、

 

・マリンバとユーフォニアムのための「東の貢ぎもの/A Tribute from the East」(2007)

 

・たしかに、ユーフォニアムとマリンバのための二重奏の作品は、あまり数がないのですが、

 現在アメリカから出版されている僕のこの委嘱作を見つけ、再演・好演してくださった事、

 心から感謝です。新たに輝く星をめざして行路を急ぐ東方の三博士‥‥‥イエス降誕のエ

 ピソードによる音楽ですが、出エジプト記による激しい思い出を中間部に挟み、全体が徹

 底して日本旋法による音素材で、静と動の世界を構築しています。当日のお二人の演奏が

 譜面だけから僕の作曲意図を汲んでくださって、印象に残る見事な好演となりました。

[1926] 11月の演奏会(2)

  • 2019.10.11 Friday
  • 16:03

❖ 7年ぶりに千秋邦楽作品を7曲揃えて ・この演奏会は終了しました

・11月9日(土) 午後2時開演

・伏見桃山 ラ・ネージュ(JR奈良線桃山駅)

 

・自分の作品だけが演奏されるなどという機会

 は、めったにない事なのですが、2012年秋に

 箏の大西瑞香さんが地元・鳥取の演奏仲間と

 共に僕の邦楽作品6曲を取り揃えて、境港市と

 東京すみだトリフォニー(小)で「うたがたり」

   と題してのリサイタルを開催してくださいまし

 た。そして、この秋10月には、和歌山で活動を

 続けておられる東 美哉子さんが中心となって

 関西で活動中の邦楽仲間と共に、左掲のような

 サロン演奏会を、伏見桃山の隠れ家的なミニホ

 ールで、開催してくださる事になりました。

 

・7年前の大西さんらのリサイタルも同様でしたが、

 今回も僕の方に前もってのご連絡はなく、僕も最

 近になってのご連絡で初めて知ったような訳でし

 たが、何はともあれ、思いがけずも、とても名誉

 な事で、ありがたく感謝しています。

 

・(1) 午後のバッハ (1976)‥‥‥‥‥‥‥‥‥箏1, 箏2   

 (2) 風のはなびら (詩・村田寿子) (2010)‥‥歌, 箏

 (3) 花のひととき (1998) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥箏, 三絃

 (4) 双樹(1989) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥十七絃, 二十絃

   (5) 野分のまたの日 (文・清少納言)(2010) ‥ 語り, 箏

   (6) 秋のエムブレム (1994) ‥‥‥‥‥‥‥‥尺八, 箏

 (7) 夢の花橘 (和歌・和泉式部) (2007) ‥‥‥歌, 箏1, 箏2, 十七絃, 尺八

 

・上記の7曲、1976年から2010年にかけての、今では旧作に属する作品ばかりですが、東さん

 が出版楽譜をもとに、ていねいに今日まで仕上げてこられた入魂の演奏で、親しいお仲間との

 アンサンブルで、充実したひとときを愉しませてくださる事と思います。定員40名の予約制の

 演奏会ですが、ご関心を寄せて頂けそうであれば、mova: 090-8141-6350へお問い合わせを。

 

・天候が回復、寒いような秋日和となり、定員40名のラネージュ・サロンもほぼ満席の聴衆の皆

 様を迎え、アットホームな雰囲気の中で、滞りなく全7ステージの演奏を終了する事ができまし

 た。器楽のみの作品と、歌や語りを伴う作品とが、ほどよく交互し、楽器の組み合わせも二重奏

 ・三重奏の他に、トリには出演者全員による歌入りの五重奏があり、お客さまには楽しんで頂け

 た事と思います。僕自身にとっても、(1)(3)(5) などのナンバーは久々の再演で、過ぎ去った思

 い出が呼び覚まされる懐かしいひと刻でした。出演者の皆さまに、心からの感謝です。

[1925] 9月の演奏会(4)

  • 2019.10.09 Wednesday
  • 11:25

❖ 琵琶湖を窓越しに眺めながら       ・この演奏会は終了しました 事後報告です

・9月25日(水) 午後1時開演

・滋賀県立芸術会館びわ湖ホール 

       メインロビー(大津市島ノ関)

 

・偶然にも web上で演奏会の情報を見つけ、

 自分の作品が演目に入っているのを知った

 ものですから、予定がなかったのを幸いに

 当日そっと足を運び、30分の「昼どきの

 ロビーコンサート」を楽しく聴かせてもら

 いました。

 

・関西で活躍の若手演奏者を起用されての、

 びわ湖ホール中央ロビー、昼過ぎ30分間の

 一連の無料コンサート。短時間とはいえ、

 選曲次第で音楽の充実した感銘を、聴き手

 に与える事ができる長さです。今回も2本

 のユーフォニアムにピアノという3人の皆

 さんが、5つの曲目を演奏されました。

 

・今回とりあげてくださった僕の曲は、まさに

 2Euph+Pfという楽器編成のために書かれた19年前の作品;

 ・2本のユーフォニアムとピアノのための

    「海に開く窓」(The window opens towards the ocean)(2000)

   印象派風の海のたたずまいを思わせる音型の上に、2本のメロディーが呼び交わしつつ流

 れてゆく、アメリカのEuphonium.com,LLC 社から出版されている演奏会用小品ですが、

 会場となったロビー正面の壁一面のガラス窓から、晴れた午後の琵琶湖の風景が広がり、

 じつに時宜に適った豊かな音楽のひとときを、僕も作曲者として味わう事ができました。

 三人の皆さんのご成功、共に僕も喜んでいます。
 

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