[2010] 10月の演奏会(1)

  • 2020.09.26 Saturday
  • 05:04

❖ 勉強会をかねてのミニ公演       ・この演奏会は終了しました

・10月15日(木)午後3時開演

・東大阪市文化創造館小ホール (近鉄・八戸の里)

 

・前トピックでお伝えしたように、我々の演奏

 会も今年は公演中止を決定しましたが、演奏

 に携わる人、ことに歌手にとっては、1日でも

 歌わずにいると、声が’錆びついて’しまいます。

 そんな訳で、会員の中で別のグループにも所属

 している5名の皆さんが、自分たちの勉強会を

 かねてのミニコンサートを開催することになり

 ました。イマドキの演奏会なので、会場内では

 マスク着用だとか、客席は間隔をとってだとか

 お客にも制約を要請する公演ですが、5名での

 演奏会なので、各自の持ち時間がタップリある

 のは、歌い手にとっては嬉しい事でしょうね。

 大いに成果を挙げてほしいものです。

 

・2名の歌い手の方がそれぞれ1曲、僕の作品を

 歌って下さいます。

 

 (1)「ゆうなみ」(詩・小川淳子)(1991)    sop/ 西田利香 

   (2)「言葉は鳥」(詩・笠原三恵子)(1998)  sop/秋山 緑

 

・どちらも「千秋次郎歌曲集2」に所収、しかも、ともに流れるような9拍子で書かれた爽や

 かな歌曲ですが、陰影の表情はそれぞれ異なり、比較して聴いてみるのも面白いでしょう。

 僕も会場にマスク着用で伺って、あのころ病的に好きだった9拍子の音楽を楽しんでみます。

 

・人数制限のかかった withコロナ・リサイタル でしたが、ホールの雰囲気や響きも良く、ゆっ

 たりした気分で、最後まで聴いていました。ピアニストは1日怠けると五指の技能が落ちると

 言われますが、歌い手にとっても自分の喉は、何よりも日頃の「手入れ」が肝要なもの。たと

 え聴衆ゼロであっても、こういう実地の「声出し」は欠かせないものだと実感します。大きな

 ブランクを克服され、皆さんが誠実な歌唱を披露されました。僕の今回の2曲も、いくらか、

 まだ生硬さがありましたが、2曲とも今回がそれぞれの演奏者にとっては初演だったし、僕が

 まったく練習に立会う機会がなかったせいもあるので、いつかまた再演の機会には、僕からも

 アドバイスを差しあげたいと思ってます。ともあれ、無事なるご成功お目出とうございました。

[2009] 6月の演奏会 (0)

  • 2020.09.26 Saturday
  • 03:16

❖ 幻に終わった第5回定演

・6月28日(日)午後2時開演

・京都府民ホール・アルティ

         (御所西側、烏丸一条下ル)

 

・前トピック[2008]を3月にアップしてから、す

 でに半歳、6ヶ月が経ってしまいました。今の

 我々が経験した事のなかった地球的な規模での

 新型コロナ病災、国民それぞれに、それぞれの

 「6ヶ月間の物語」がある事と思います。そし

 て物語は今なお続いていて、インフルエンザ流

 行の冬季に重なろうとしています。

 

・我々がこの6月に予定し、チラシまで準備して

 いた京都での第5回定期演奏会も、最終的には

 中止のやむなきに至りました。大勢の新入会員

 を仲間に迎え、デビュー舞台を用意していたの

 ですが、それも幻に終わり、とても残念な結果

 となりました。ただ、その決断によって、我々

 のところからは一人の感染者も出ず、メンバー

 全員が元気で頑張っています。

 

・今年いっぱいは公演活動を休止し、心機一転、来年5月18日(日)に、大阪・フェニックス

 ホールで第6回定演を開催する事がすでに決定されています。いずれまたご案内の予定ですが

 今後とも、日本歌曲・関西波の会の活動に、力強い励ましのご声援をお願い申しあげます。

 

・実現が叶いませんでしたが、この第5回公演で予定していた僕の作品は、次の2曲でした。

  (1)「揺れる日」(詩・貞松瑩子)(2011)  

      (2)「踏み絵」(詩・狩野敏也)(2013)

   2曲とも「千秋次郎歌曲集1」(全音社2016)に所収の、僕の作品としては'重たい'傾向の曲

 ですが、それぞれ、中谷淑子さん、前田よし子さん、という信頼できる演奏者を得て、歌って

 頂く予定でした。将来また機会をみつけ、再演していただこうと思っています。 

[2008] 4月の演奏会(2)

  • 2020.03.10 Tuesday
  • 04:06

❖ あれから4年、満を持しての第11回定演  ・残念ながら、この演奏会は延期となりました

・4月26日(日)午後2時開演

・秋篠音楽堂(近鉄大和西大寺駅北口)

 

・4年前になりますが、WEB上で僕は初めて

 古都奈良が本拠地の合奏団、まほろばフルー

 ト・オーケストラの存在を知り、10回目の定

 演に「お忍び」で伺ったのですが、そのとき

 演目に加えられていたのが、僕の旧作の合奏曲

  「風の忘れもの」(1994)でした。終演後に楽屋

   へ挨拶に行き、その折に、別のフルート合奏曲

   の手書きの譜面を記念に差し上げて帰宅、それ

 以来この晩のことを僕はすっかり忘れていまし

 た。‥‥‥4年間が過ぎ、つい最近になって、

 思いがけず、合奏団から第11回定演の招待状が

 届き、その演目の中に、すっかり忘れていた

 この作品が加えられている事を知りました。

 

・フルートオーケストラのための

                         「追憶の季節」(2014)

 

・未出版ですが、初演以来すでに大阪東京名古屋などで再演されている愛奏的な小品‥‥‥

 懐かしい思い出・悲しい思い出、心の中を行き交う過ぎし日の情感を、簡潔にA・B・A の

   3部構成でまとめてみました。Aの主部は2つの主題を持ち、中間部のBにも別の主題が現れ

 るので、この作品は3つの主題から構成されているわけですが、それぞれ異なった表情を持つ

 3つの主題には共通して特定のモチーフ(原動機)が内包されていて、全体を緊密にまとめて

 います。全体の核となる、そのモチーフは、譜面で書けば実に単純なのですが、言葉で書けば、

 ある音から完全4度高い音へ跳躍し、そこで再度その音を繰り返す、たとえばミララー、とか

 レソソーのような音の連なりが、この曲のいわば「細胞」として、生き続けます。また、ポリ

 フォニックな主部Aに対して、中間部Bは素朴なホモフォニック様式で書かれているのも、特徴

   の一つかも知れません。

 

・音楽に詳しい人のために、解説が長々となりましたが、この第11回定演の本命は、僕の曲などで

 はなく、今回のために作曲された、著名な酒井格氏の委嘱作品「こひすみつやま」の初演です。

 僕自身も、その新作を聴かせてもらうのが愉しみで、氏の作品から大いに学び、啓発を受けたい

 と期待しています。それと、第2部を飾るベートーヴェン交響曲第7番のフルートオーケスト

   ラ・バージョン(確か前回はメンデルスゾーン第4番イタリアでしたね)‥‥‥4年間もの時間を

   かけられ、満を持しての今回の公演、ご成功を心から祈っています。

 

・去る3月30日の日付で主催者側からのご連絡があり、今般の新型コロナウイルスの病災のため、

 会場が使えず、やむなく公演を延期し、今秋10月31日に、同じ会場・同じ内容で、改めて開催

 される旨のご案内をいただきました。4月下旬だったら何とか可能かな、と内心期待していたの

 ですが、その後の予想外の感染拡大というパンデミックな成り行きでは、やはり4月はハードル

 が高すぎたようですね。今回はほんとに、止むを得ないご決定だったと思います。再度、満を持

 しての秋の公演に、さらなる期待をかけたいと思っています。いずれまた、近づいたら、チラシ

 とともにご案内させて頂く予定です。ご支援どうかよろしく!

 

 

 

 

[2007] 4月の演奏会(1)

  • 2020.03.09 Monday
  • 05:08

❖ 着実な演奏活動、7度目の成果を!   ・残念ながら、この演奏会は延期となりました

・4月12日(日)午後2時開演

・光が丘美術館 2F (大江戸線光が丘駅)

 

・楽友・吉岡綋子さんの門下生で、現在は東京で

 家庭を持ち、箏演奏者として活動を続けている

 重成(しげなり)礼子さんは、僕にとっても、

 首都圏での得難い秀れた演奏家、幾つもの作品

 の東京初演でお世話になっています。

 

・「7度目の小航海」とみずから称する今回のリ

 サイタル、これまでの実績をふまえて、さらに

 未知なる「箏の景勝地」へと、重成船長が聴衆

 の皆さまをご案内する事でしょう。

 

・今年は尺八の若手・大河内淳矢氏をゲストに迎

 えての(大学での彼女の後輩なのだとか)、爽

 やかなアンサンブルも予定されていて、有難い

 ことに、今年1月に東京タワーで演奏された

 

・尺八と箏のための組曲「ふるさと遠く」(2018)

 

 が、その時と同じ演奏者によって再演される予定です。また、この演奏会に合わせて、1F

 ロビーでは、野村拓也氏の篆刻作品が展示されています。あとで彼女に聞いたら、野村拓也氏

 は「わたしの夫です‥‥‥」との答え、うっかりしていて失礼!‥‥‥篆刻の展示会とは、どの

 ようなものなのか、こちらにも興味がそそられます。

 

・ただ残念なことに、僕は本番の会場へ伺えないのですが、ご盛会・ご成功の報せを心から期待

 しています。そしてただ、このところ猛威が収まりそうにない地球的病災が、一刻も早く鎮まる

 のを、せつに祈るばかりです。

 

・日本での感染の広がりが少し落ち着いたようだったので、4月なら大丈夫だろうと楽観していた

 のですが(陳腐で常套的な言いまわしなら「‥‥‥と思いきや」の構文が可能です)、昨日にな

 って彼女の方から「‥‥‥本当に残念なのですが、都の自粛要請が延び、ますます規制がかかり

 そうなので、今回はライブを延期することにしました。。。来年の6月で調整しています。‥‥」

 というメールが届きました。‥‥‥作曲者としても落胆ですが、パンデミックな現況からは、まさ

 に「止むを・得ない」適切なご判断だろうと思います。地球規模の沈静化に希望を託しつつ‥‥‥

[2006] 新しい作品の完成 (37) 女声合唱曲「わが街大阪」

  • 2020.03.07 Saturday
  • 10:03

❖ 旧作の琴歌からの脱皮

・もう7年ほど以前ですが、そのころ僕もしばら

 く会員として加入していた大阪文化団体連合会

 (大文連)が、毎年「花の宴」というタイトル

 で開催する邦楽中心の合同イベントに、新曲で

 参加した事があります。この大阪大文連を介し

 て知己となった詩人・横田英子さんの作詩によ

 る「私の大阪」(2013)という華やかな箏のアン

 サンブルを背景に歌われる箏曲です。吹田メイ

 シアター中ホールでの初演の後も、何度か演奏

 者を替えて、再演されましたが、昨年になって

 また二箇所の女声コーラスの皆さんから、新曲

 を依頼されることになって、ふと、この「私の

 大阪」の楽しい情感の作品を思い出しました。

 

・日本詩人クラブ理事で大阪詩人協会での重鎮、

 ご自分でも詩誌「リヴィエール」を主宰してお

 られる横田英子さんの「私の大阪」は、委曲を

 尽くした4節から構成されている充実した歌詞

 なのですが、今回、女声合唱曲として再構築す

 るにあたっては、やはり歌詞の長さを調整する

 必要が生じました。合唱祭などでは、ステージでの演奏時間に、それぞれの催事ごとに制約

 があるのです。それを考慮して、今回の改編にあたっては、最初から思い切って、3節より

 成る詩篇として、原詩の第3と第4の節を一つにまとめ、詩想がより的確に伝わるように、

 歌詞を改訂させていただきました。こうして出来上がった天満天神→通天閣→大阪城を結ぶ

 3節歌詞をもとに、改めてピアノ伴奏付きの女声2部合唱曲を、この正月過ぎに制作しまし

 た。演奏時間は約4分ほど‥‥‥これなら、時間制約のあるステージにも安心して乗せる事

 が可能です。なお、旧作の4節歌詞の「私の大阪」(2013)との混同を避けるために、今回の

 3節歌詞の新曲には別名を付けさせていただき

   女声合唱曲「わが街大阪」(2020) 、欧文記名の場合は ”My Love Osaka"(2020)

   という記名にして、作品届けを提出しました。

 

・いずれまた、ご案内する予定ですが、この作品の初演は東大阪市では6月、豊中市では12月

 の予定で、すでにそれぞれの合唱団で、譜読みに着手しておられます。
 

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